カフェ&ダイナーのメニューを作り上げた職人たち
2018/01/12 15:00
さまざまな方法で『ドラゴンボール』に関わり、『ドラゴンボール』に愛を抱き、『ドラゴンボール』ファンのために最上級の“モノ”を届ける職人たち=アルチザン。彼らに注目する連載企画、それがDRAGON BALL Artizanです。


2017年12月より期間限定で大阪にオープンし、本サイトでもレポートをお届けした『ドラゴンボール カフェ&ダイナー』。これまでのコラボカフェ、コラボレストランとは一線を画した、味も見た目もすばらしいフードがずらり揃っている。
そのメニューは、いったいどんな人が作っているのだろう。
どのように考えられ、メニューが出来上がっていったのだろう。
気になったオフィシャルサイトスタッフは、中華料理を元にしたメニューを企画・開発した「桃谷樓(とうこくろう)ヒルトンプラザWEST店」調理長・高橋祐造さん、「桃谷樓 阿倍野賓筵(あべのひんええん)」調理長・田中秀典さん、まさに職人と言えるお2人にお話をお伺いした。

――お2人は『ドラゴンボール』は、連載当時から読まれていたのですか?

高橋:2人ともアラフォーなので、完全に直撃世代ですね。小学生の時に週刊少年ジャンプを毎週読んでいる、ジャンプっ子だったので。
田中:ジャンプ発売翌日の火曜日と、アニメ放映翌日の木曜日は、クラスが『ドラゴンボール』の話題で持ちきりでしたね。見ていないと、話についていけませんでしたから。
高橋:そんな『ドラゴンボール』に、数十年経って関わることができるなんて、感無量です。

――そんなお2人が、今回のメニューを作り上げたということですね。まずはどのような発想でコラボ企画が始まったのでしょう?

高橋:最近はいろいろなキャラクターのコラボカフェやコラボレストランが人気で、それを参考にさせていただきました。ですが、やはりわれわれにしかできないことをやろう、とも思いました。桃谷樓が長年提供してきた本格中華を、まだ味わったことのないみなさんに食べて欲しいという想いもありましたので、そのうえで『ドラゴンボール』の世界観を伝えることが重要だと考えました。
田中:私たち桃谷樓が自信を持っているメニューを元にして、どのように形を変えて『ドラゴンボール』が大好きな皆さんに提供できるか、ということに挑戦してみたかったんです。

――お店が高級中華料理店なので、まず驚きました。そんなお店が、『ドラゴンボール』一色の内装で、BGMも『ドラゴンボール』の曲が流れているというのはすごいですね。



――店内に入っただけでワクワクしてきます。メニューも『ドラゴンボール』を感じられる、魅力的なメニューばかりです。いったいどのようなコンセプトで作り上げていったのですか?

高橋:企画の当初からほかのキャラクターコラボレストランとは違う、見た目だけではない、ワンランク上のメニューを提供したいという想いもありました。世界でも有名な『ドラゴンボール』とタッグを組ませていただくので、より本格派でなくてはいけない。それもあり、スイーツも、本格フランス菓子を提供している系列店である「カフェ ラ・ポーズ」のパティシエ・青森正之シェフに考案してもらいました。

――なるほど、料理もスイーツも本格派ということですね。では『ドラゴンボール』にちなんだ数々のメニューは、どのように考案していったのでしょう?

田中:まずは桃谷樓の人気メニューを元に考えていきました。スタッフからいろいろなアイデアを募って、その中から決めていきましたね。最初に決まったのは、チャーシュー麺でしたね。これは桃谷樓の自慢のメニューなんです。


――「『ギャルのパンティーおくれ―――!!!!!』ウーロンがチャーシュー麺」ですね。食べさせて頂きましたが、チャーシューも美味しくて、本当に本格的なラーメンでした。

高橋:「『のびろ如意棒!』超ロング35cm海老春巻き!」も、人気メニューのエビ春巻きを2倍の長さにしました。基本的にはもとからあるメニューなんですが、どこまでも伸びる如意棒を表現するため、特別に2倍の長さの皮から作っています。


――これも、ものすごく美味しかったです。エビがプリプリでした! 食べたメニューの中では、「『じゃあケッコンすっか!』『んだ!』チチの特製 孫家のもりもりプレート」もボリュームがあって、肉好きにはたまりませんでした。


田中:これは、チャーシューやスペアリブなど、もともとメニューとしてあるのですが、単品では悟空は絶対に満足しないと思い、大ボリュームのプレート盛りにしました。普段はプレート盛りのメニューはないので、一番特別なメニューかもしれないですね。

――なるほど。もりもり食べる悟空のイメージとばっちり合っていますよね。それではお2人のオススメメニューはどちらでしょう?

田中:「『いでよ神龍!』海老生春巻」と、「『オレは…超ベジータだ!!』ベジータ檸檬鶏」ですかね。どちらも桃谷樓のメニューを元にして、ビジュアルをかなり気合いを入れて作りました。何度も何度も、納得できるまで見た目にこだわりましたね。



――確かに写真が撮りたくなるメニューです! 『いでよ神龍!』海老生春巻は、自分でもこだわった写真を撮っちゃいました!


高橋:僕たちが作ったものではないんですが、スイーツもすべてオススメです。ぜひとも、見て、味わっていただきたいですね。



――「『筋斗雲よーいっ!』フルーツたっぷり!ふわふわ筋斗雲パンケーキ」をいただきましたが、写真をものすごく撮りたくなる一品でもあります。


――では最後に、『ドラゴンボール』ファンのみなさんにメッセージをお願いいたします!

田中:自分も今回をきっかけに、『ドラゴンボール』を読み直して、当時のワクワク感を思い出したりしました。みなさんにもメニューを食べていただいて『ドラゴンボール』に想いを馳せたり、『ドラゴンボール』好きな友だちといっしょに来ていただいたりと、楽しんでいただきたいです。

高橋:『ドラゴンボール』の世界観を楽しんでもらうのは当然ですが、とにかく美味しいものを作ります! 『ドラゴンボール』が好きな人は、ぜひとも食べに来てください!


『ドラゴンボール カフェ&ダイナー in OSAKA』は、中国料理 桃谷樓 ヒルトンプラザWEST店にて、1月31日まで開催中!
そして、『ドラゴンボール カフェ&ダイナー in TOKYO』は、ナチュラルキッチンにて、1月15日~2月末日まで開催です!
『ドラゴンボール』が大好きな調理長たちが作り上げたメニュー、ぜひとも『ドラゴンボール』大好きなみなさんに味わっていただきたいです!

※東京会場のメニューは大阪会場とは一部異なります。

ドラゴンボールカフェ&ダイナー / ショップ in OSAKA
☆店舗名:中国料理 桃谷樓 ヒルトンプラザWEST店
☆開催日程:2017年12月8日?2018年1月31日
☆住所:大阪市北区梅田2-2-2 西梅田ヒルトンプラザウエスト5F
☆営業時間:11:30~23:00(ラストオーダー21:30)
・期間中は特別営業となります
・全席禁煙
☆お問合せ レストランTEL 06-6342-5657 または
中国料理 桃谷樓 本部 0742-33-5321(9:30?18:00)

ドラゴンボールカフェ&ダイナー / ショップ in TOKYO
☆店舗名:ナチュラルキッチン
☆開催日程:2018年1月15日~2018年2月28日
☆住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE B1F
☆営業時間:11:00 ~ 22:00(ラストオーダー21:00)
・全面禁煙
☆お問合せ TEL 03-3486-6123

詳細は各公式サイト&公式SNSをチェック!
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【公式ドラゴンボールカフェ&ダイナーホームページ】

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