映画『ドラゴンボール超 ブロリー』のアフレコ現場を徹底取材!!
今回は、ブルマを演じる久川綾さんをレポートします。

TVアニメ『ドラゴンボール超』の途中からブルマ役を演じられている久川さん。映画への出演は今回が初めてとなります。和やかな雰囲気で収録現場に現れた久川さんでしたが、収録が始まると一変！　その表情は真剣そのものです。実は今回、久川さんには作品に対する並々ならぬ想いや、葛藤があったようなのです。アフレコ収録後、久川さんにお話をお伺いしました。

――ブルマとして初の映画出演について、ご感想をお聞かせください。

久川：長年ブルマ役を務めていらっしゃった鶴ひろみさんは、他の作品でずっとご一緒させていただいていたとても大好きな先輩なんです。そんな鶴さんが積み重ねてきた“ブルマ”というキャラクターは、私にとってはとても神聖なもの。キャラクターのイメージを決して壊してはいけないという気持ちと、抜擢されたからにはものまねで終わらないよう自分らしさも出していかなくては…という、葛藤がありました。

――収録をされてみてのご感想はいかがでしょう？

久川：スタジオに入ってマイクの前に立つまでは、プレッシャーのようなものをすごく感じていたんです。でも実際にアフレコが始まると、それまでの迷いはどこかに吹っ飛んでしまって、夢中でブルマを演じていました。まわりのキャストやスタッフの方々がとても温かく迎えてくださったので、本当に嬉しかったですね。

――長峯達也監督からの演出内容は、どのようなものがございましたか？

久川：長峯監督には他の作品でお世話になっていたので、お人柄は存じ上げていました。とても熱い方なので、最初に演出に対する細かい指示があるのかなと思っていたら、特に何もなくて。まずは私なりのブルマのセリフを演じてみて、それに対し長峯監督から「OK」をもらえたときに、自分の中でブルマという役をどう演じていけばいいのか、固まったと思います。

――映画全体を通して、気になるシーンはありましたか？

久川：ベジータとブルマの関係性はまだまだ勉強中なのですが、今回の映画にもベジータのブルマに対する愛情を感じられるシーンがあって、とても嬉しかったです。ベジータにまつわるすごく面白いシーンもあるので、観客の皆さまにはぜひ楽しみにしていただければと思います！

――久川さん、今日はお話しいただきありがとうございました！


自分の出番が終わっても、最後まで現場に残り収録を見学されていた久川さん。その情熱は、きっと作品を観た方たちにも伝わるはずです！
また、久川さん演じるブルマとベジータの愛のある関係にも注目ですね！

そんな久川さんが、なんと11月14日（水）武道館で開催される、ワールドプレミアへの参加が決定いたしました！

さてさて次週は、あのお方のアフレコレポートをお届けいたします!!