「DRAGON BALL Games Battle Hour」ハーフタイムショーで熱唱! 影山ヒロノブさん直撃インタビュー!
2021/03/04 10:00

3月7日(日)にオンラインで開催される、『ドラゴンボール』ゲームの祭典「DRAGON BALL Games Battle Hour」。
そのハーフタイムショー(日本時間7日(日)AM8:00開始予定)に、『ドラゴンボールZ』の主題歌を歌っている、歌手・影山ヒロノブさんが登場することが明らかになったぞ!
今回はその影山さんに、ドラゴンボールオフィシャルサイトが緊急インタビューを敢行! 熱いインタビューをお楽しみください!!

影山ヒロノブ

影山ヒロノブ プロフィール
1977年バンド「LAZY(レイジー)」のボーカル“ミッシェル”としてデビュー。1985年日本コロムビアに移籍後にアニメ・特撮ソングに出会い、1989年には『ドラゴンボールZ』主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-LA(チャラヘッチャラ)」で、日本のアニソン界を代表する地位を確立した。現在までにレコーディングした楽曲は1,000曲を超える。

「CHA-LA HEAD-CHA-LA」ですごくびっくり!

――では『ドラゴンボールZ』の最初の主題歌、1989年発売の「CHA-LA HEAD-CHA-LA」当時のことをお聞きしたいと思います。主題歌を歌うことが決まった時のご感想をお聞かせください。

影山 当時は毎週『週刊少年ジャンプ』を読んでいて、『ドラゴンボール』はその中でも一番好きだったんです。だから日本コロムビアのディレクターから、「今度『ドラゴンボールZ』になるんだけど、影山くん頼むよ」と言われて「マジっすか!?」って、めっちゃ嬉しかったですね。初めてメロディを聴いたときはまだアレンジが仮のものでしたが、普通に格好いい、当時で言うボン・ジョヴィみたいなタイプの、キャッチーなアメリカン・ロックという感じがして気に入っていたんです。そうしたら、完成版のアレンジが上がってきたら、すごくファンキーになっていて! ロックはロックなんですが、ベースラインとかがすごくファンキーで! すごくびっくりして「うっそ、ぶっ飛んでる」と思いましたね。それで最後のトドメで、(森)雪之丞さんの歌詞がきて…初めて見たときは、「これでいいの!?」逆にちょっと心配になりました(笑)。

――そうですよね…タイトルも「CHA-LA HEAD-CHA-LA」で、それがサビになってますからね。

影山 “HEAD-CHA-LA”は、“へっちゃら”だとわかるんだけど、“CHA-LA”がついたらどういう意味なんだろうって(笑)。
「CHA-LA HEAD-CHA-LA」の反響と「WE GOTTA POWER」!

――そんなファンキーでぶっ飛んだ曲が、主題歌として放送された後の反響はいかがでしたか?

影山 その頃、毎月ライブハウス渋谷の「Egg-man」(現「shibuya eggman」)でバンドと一緒にライブをやっていたんです。それまでは10代の頃に僕が所属していたLAZYというバンド時代からの女の子ファンばかりだったのが、『聖闘士星矢』の主題歌を歌った頃からアニメファンの人たちも来てくれるようになったんです。ちょっとずつ男性が増えてきていたのが、「CHA-LA HEAD-CHA-LA」が出て少し経ったら、もう人が集まり過ぎて、「Egg-man」のキャパではお客さんが収まらなくなりました。その1年後くらいから、仕事もどんどん忙しくなって、その後に1990年代中盤から、海外のイベントにも呼ばれるようになりました。「CHA-LA HEAD-CHA-LA」は、自分の人生の最大のターニングポイントになった作品です。

――なるほど! 日本の子どもたちの反響もすごかったですよね。

影山 「CHA-LA HEAD-CHA-LA」が主題歌として放送された期間がめっちゃ長いんですよね。だからもう、日本の『ドラゴンボールZ』を観た子どもたちすべてにこの歌を刷り込むことになったと思います(笑)。いろいろな遊園地や、祭事に呼ばれていたんですが、イントロが流れただけで、もう子どもたちがドーッと走ってくる! それくらい凄い曲でした。

――その後は主題歌が「WE GOTTA POWER」に代わりました。

影山 「WE GOTTA POWER」もキャッチ―な曲ですね。イントロと、雪之丞さんの詞が素晴らしくて、さすが『ドラゴンボール』のOPだと思って感動しました。あとエンディング「僕達は天使だった」も、自分が担当することになりました。デモ音源を1度聴いただけで好きになりました。
役者の山田孝之くんが、めっちゃ『ドラゴンボール』が大好きだということで、新宿の居酒屋で一晩過ごしたことがあるんです(笑)。『ドラゴンボール』を山田くんが語り倒すという会で。そのときに山田くん、「世間の人は「CHA-LA HEAD-CHA-LA」が最高だと言うんだけど、自分は絶対に「WE GOTTA POWER」のほうが好きなんですよ!」とずっと言ってました(笑)。
いま『ドラゴンボールZ』の主題歌を歌う意味とは?

――ハーフタイムショーは、全世界で配信されるということですが、この話を聞いた時はどんなお気持ちでしたか。

影山 現在全世界がコロナ禍にあり、不自由な状況になっています。こんな時だからこそ、世界中の『ドラゴンボール』のゲーム、『ドラゴンボール』そのものを好きなみなさんがめっちゃ喜んでくれるんじゃないかなと、嬉しくなりました!

――海外で影山さんは、数多くライブをされていますよね。

影山 インターネットが普及してからの2000年以降は、ブラジルとか北米、スペインやフランスはファンのみなさんが特に熱狂的で! 「サロン・デ・マンガ」という、スペインで一番大きなマンガ・アニメのイベントがあるんですが、そこで歌ったときはいったい人が何人いるのかわからないくらいで! そんなお客さん全員が「CHA-LA HEAD-CHA-LA――!!!!!」といっしょに熱く歌ってくれて! あと思い出に残っているのは、エジプトで砂漠のピラミッドの前で歌ったことですかね。あれは貴重な経験でした。『ドラゴンボール』が全世界の人たちから愛されているの見せられて、毎回歌いながら、泣きそうになるくらい感動していました。今回も、全世界のみなさんが観てくれると考えると、感無量です。日本の長いアニメ文化の中で、間違いなく『ドラゴンボール』ってスーパースペシャルな作品だと思います。当時のアニメを体験した人だけでなく、いろいろなところで『ドラゴンボール』に出会って、『ドラゴンボール』がスペシャルになった人たちが、オンラインイベントを楽しんで、ハーフタイムショーで僕の歌を聞いてくれると思うんです。懐かしい気持ちで聞いてくれる人にとっても、歌っている僕を初めて観るという人にとっても、最高のパフォーマンスになるようにガンバって歌います。これから先どんな未来になっても、『ドラゴンボール』が教えてくれたことを忘れないで、みんないつまでも『ドラゴンボール』を愛してハッピーに暮らしていただきたいですね。

――では最後、影山さんが『ドラゴンボールZ』の曲は、現在の影山さんにとってどんな曲になっていますか?

影山 シンガー・影山ヒロノブにとって、『ドラゴンボールZ』の曲、特に「CHA-LA HEAD-CHA-LA」は最高のパートナーだと思っています。このまま一生、僕が歌えなくなる最後の日まで、二人三脚で歩いていくんだろうな。


影山ヒロノブさんが熱い想いで歌う、「DRAGON BALL Games Battle Hour」ハーフタイムショーは、日本時間の7日AM8:00(予定)から! お見逃しなく!

DRAGON BALL Games Battle Hour
☆開催日:2021年3月7日(日) AM3:00〜 開催予定

【公式HPはこちら】
https://dbgbh.bn-ent.net/
【公式SNSはこちら】
Twitter:https://twitter.com/db_eventpj_jp
Instagram:https://twitter.com/db_eventpj_jp